サッカー世界基準の教科書




結論  世界基準とは?

  • 世界ではスプリントを伴うインテンシティの高いギリギリの攻防がサッカーベースにある。(酒井高徳)
  • コレクティブに連動しながら一瞬でボールを奪いに行く圧力も日本サッカーと世界に大きな差がある。(酒井高徳)
  • 流れの中で動きながらの「止める・蹴るへの拘り」が世界へ繋がる本物のテクニックと言える。(酒井高徳)

結論 日本サッカーの強みとは?

  • ポゼッションをベースに相手をつり出す駆け引き。(酒井高徳)

世界を拓く言葉・経験値

酒井 高徳引用文

以下、引用文

酒井 高徳

 Jリーグはぎりぎりのところで相手より先に裏へ走り込んだりとか、ワンツーで裏を狙ったりせず、攻撃に時間をかけてしまう傾向があるリーグだと思うんですよ。

(GK以外の)すべてのポジションにおいて、ヨーロッパと比べてスプリント数が少ないリーグだと思います。

 JリーグPRESS 酒井高徳30歳が問いかけるJリーグと欧州サッカーの“決定的な差” 2021/11/09

 攻撃だけでなく、守備でもそう。海外ではどんどんボールを奪いに行きますが、Jリーグでは守備側がステイして待っている時間が多い。爆発的な力を持ってボールを奪いに行く、ということをあまりしないと感じています。

 正確に言えば、それをしちゃダメなリーグ。守備側の選手間のスペースが広いので、それを一人でやってしまうと動きが単体になってはがされ、チームとして勝つことが難しくなる。

 JリーグPRESS 酒井高徳30歳が問いかけるJリーグと欧州サッカーの“決定的な差” 2021/11/09

自分がそういうタイプだった。どんどん相手の背後を突こうとしていた。

 だから、自分の後ろにスペースをいっぱい開けたし、急ぎすぎているようにも見えたと思います。当時、背後にスペースを与えすぎ、人に食いつきすぎ、って言われたりしていたので。

 けれど、そうやってインテンシティの高いプレーにトライしていたからこそ、シュツットガルトから声がかかったと思うし、違和感なくチームに入ることができた。

 JリーグPRESS 酒井高徳30歳が問いかけるJリーグと欧州サッカーの“決定的な差” 2021/11/09

Jリーグで試合に勝たなきゃいけないとなったときは、またちょっと別の話になるんですよ。スローダウンした方がやられづらい面がある。

 日本は攻撃で縦に急がない反面、相手の前でパスを回しながら守備者をつり出そうとし、駆け引きをするのがうまい。そういう中で1人だけインテンシティ高く奪いに行くと、逆にスペースができて利用されてしまう。

JリーグPRESS 酒井高徳30歳が問いかけるJリーグと欧州サッカーの“決定的な差” 2021/11/09

僕がサイドバックとして海外へ行って感じたのは、ステイした状態の「止める・蹴る」はあまり必要じゃなかったということ。その技術が高くて正確にできるのが、日本人の良さではあると思うんですけど、相手をはがしたり、状況を打開したり、激しいプレッシャーの中でどうやってボールを前へ運ぶかを求めたとき、必要なのは動きながらの「止める・蹴る」だったんですよ。

JリーグPRESS 酒井高徳30歳が問いかけるJリーグと欧州サッカーの“決定的な差” 2021/11/09

僕は神戸でアンドレス(イニエスタ)と一緒にやってますけど、動きながらのタッチは超うまいですよ。

 スピードが落ちないまま、足からボールが離れないから、相手が慌てて出てきたところを外すことができ、ものすごく攻撃がスムーズになる。

JリーグPRESS 酒井高徳30歳が問いかけるJリーグと欧州サッカーの“決定的な差” 2021/11/09

もちろんJリーグならではの攻撃があって、コンビネーションを細かくやるのがうまくて、ボールの取り所がなく、しっかりポジションを取らないとやられるという部分はあります。その点はドイツより難しくなった。

ドイツだったら『ここで休めない』というところで、日本では休めるんですよ。ここで走られたら嫌なのに来ないのか、裏を狙わないんだ、と思うことが多々あるので。

勘違いして欲しくないのは、僕の考えが唯一の正解ではないということ。サッカーは何千、何万通りも正解がある。僕とは意見が違うぜという人がいたら、ぜひ対談してみたいと思います。

JリーグPRESS 酒井高徳30歳が問いかけるJリーグと欧州サッカーの“決定的な差” 2021/11/09

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