開始から両サイドハーフを中心に個々の能力で圧力を掛ける国士舘と、組織的なポゼッション・ビルドアップ・守備で対応する大阪学院大学の決勝戦。
両チームの武器をぶつけ合う、見応えのある決勝戦でした。
開始早々、セットプレーから国士舘大が先制点をねじ込めば、負けじと大阪学院も連動した攻撃から自分達のスタイルで同点に追い付く。
大阪学院の攻撃は、両センターバックを中心に始まり、アンカー、両サイドバックが立ち位置を微調整しながら、ワントップ・両ウイング・トップ下がゴール方向へ向かう準備の時間を作る。
国士舘もサイドバックの推進力を武器に、時折見せる個々の能力で確実に、ゴールへ迫るシーンを演出する。
一人一人のポジションニングも良く、ゲームを落ち着かせられる大阪学院大学でしたが、最後の最後は消耗度も影響したのか、ミスから痛恨の失点。
国士舘大学が1999年以来22大会ぶりの優勝となった。